アガベ チタノタ ‘フィリグリー’ (Agave titanota ‘Filigree’) の育成記録です。
「蘇鉄園藝のフィリグリーカップ」という育成コンテストに参加するために2024年4月ごろにお迎えした株です。フィリグリーは持っていなかったのと育成コンテストに参加してみたかったので、ちょうど良い機会だと思って購入しました。
フィリグリーは別名「圓葉拇指」とも書かれます。日本語的に書くと「円葉拇指」ってことなので、葉が丸く親指のような形の品種という意味なんでしょうか。まあ、「フィリグリー」と呼ばれることのほうが圧倒的に多いと思いますので気にしない方が良さそうです笑
2024年5月 (購入から1ヶ月)
お迎えしてから大体1ヶ月経過。届いたときには根が生きているか微妙だったので発根管理からスタート。2週間ほどで発根したのでプレステラ105 (深) に植えました。一応育成コンテストに参加中の株なので、発根管理でのビハインドを取り戻すためにも大きめの鉢で遅れを取り戻す作戦です。
2024年6月 (購入から2ヶ月)
およそ2ヶ月経過。葉は5月の段階から2枚ほど展開しました。現状2週間に1枚展開するスピードです。まずはフィリグリーの顔が出ている葉を早めに展開させたいので葉の展開スピード重視で育成しています。
用土は軽石がメインの乾きやすいものを使っているのでほぼ毎日灌水しています。
2024年7月 (購入から3ヶ月)
およそ3ヶ月経過。葉は6月から新たに3枚ほど展開!前回は2枚だったので展開スピードを上げて育成できています。狙いが数になって現れると楽しいですね。だんだんと鋸歯が厳つくなってきてフィリグリーの顔が出てきたんじゃないかなと思っています。
2024年8月 (購入から4ヶ月)
うちに来てから4ヶ月ほど経過。前回から4枚ほど葉が展開しました。(正確には 3.5 枚くらい?) ざっくり1週間で1枚展開するくらいの速度感です。
今のところ枯れた葉はゼロで葉数が順調に増えているので、全体的なボリュームが出てきたんじゃないかなと思っています。
2024年9月 (購入から5ヶ月)
先月の8月から葉は4枚展開しました。週1の展開スピードを維持しています。フィリグリーは葉の展開が早くて見ていて楽しい品種です。最初のころと比べると葉数がかなり増えてきましたが、まだまだ展開できるスペースはあるので引き続き葉数を増やしていきたいです。
先月に比べると葉幅がより広くなったので見ごたえが出てきました。鋸歯も少しずつですが太くなってきている気がします。
2024年10月 (購入から6ヶ月)
下葉の間から根が出てきていたので、用土を追加して少し深植えにしました。こうすることで少しでも根を増やして安定した成長を狙ってみます。9月の記録からは葉は 3.5 枚ほど展開しています。
はじめてのフィリグリー育成なので、どう成長していくのか見当がつきませんが、ふた回りほど葉が展開してくるとボールに近づいてくるのかなと予想しています。
【この記事は植物の成長に合わせて不定期で更新中です】